-
① 内陸でおこる地震と、海溝で起こる地震との関係
近畿地方では、阪神淡路大震災のような内陸型の地震と、
南海地震のような海溝型の地震が発生しています。
これら両者には、共通の要因があり、
l まず、海洋のプレートのぶつかり合いで力、歪みが生じ、
l それが陸地のプレートにも働き、
l その結果、陸地に歪みが蓄積し、エネルギーが解放され、
l 岩盤が破壊され、内陸にも地震が発生します。
このことから、阪神淡路大震災のような内陸地震と、
南海地震のような海溝型の地震とは、地下のプレートでつながっていることになります。
※ 防災新聞 https://bousai.nishinippon.co.jp/11073/より
-
② 近畿の内陸地震と、海溝の南海地震の関係
l 慶長伏見地震(内陸地震)
文禄5年閏(1596年9月5日)
京都を中心とした畿内を震源とする内陸直下型地震。推定マグニチュード7.5以上。伏見城天主が崩壊し、京全体で5,000人の死者が出たとも伝えられている。
その7年後に
l 慶長地震(海洋地震)
慶長9年(1605年2月3日)
推定マグニチュード7.9。太平洋側の広い範囲に津波が到達。
犠牲者のほとんどが津波によることから、「津波地震」と呼ばれている
-
l 寛文2年地震(内陸地震)
寛文2年 (1662年6月16日)
琵琶湖西岸の花折(はなおれ)断層帯と福井県の三方断層帯が震源で、2つの地震が連続して発生したと考えられている。
死者約700~900人、倒壊家屋約4,000~4,800軒にのぼると考えられている。
その45年後に
l 宝永地震(海洋地震)
宝永4年(1707年10月28日)
推定マグニチュード8.6。
震源は遠州灘~四国沖。東海地震と南海地震の連動型の地震とみられている。
死者20,000人、倒壊・流出家屋約80,000棟。
特に津波の被害が大きく、高知県では標高18m、内陸数kmまで津波が達した地点もあり、沿岸部の集落は軒並み壊滅状態となった。
-
l 京都大地震(内陸地震)
文政13年(1830年8月19日)
京都市街地を襲う内陸型の直下地震で、二条城や御所では石垣や塀が崩れる。
推定マグニチュード6.5。震源は亀岡盆地の東縁から京都盆地の西縁辺りとも言われているが諸説ある。
死者は1,000人以上と伝えられている。その24年後に
l 安政南海地震(海洋地震)
安政元年(1854年12月23日)
午前9時頃、安政東海地震が発生。その31時間後、安政南海地震が発生。マグニチュード8クラスの巨大地震。
津波は、三重県、高知県で高さ20m。死者は数千人、倒壊家屋は30,000棟以上。
稲むらの火:和歌山県広川町の濱口梧陵(はまぐちごりょう)が、高台の稲むらに火をつけて夕闇の中で逃げ遅れた村民を誘導した。
-
l 福井地震(内陸地震)
昭和23年(1948年6月28日)マグニチュード7.1の福井地震が発生。
福井市内は大火により焦土と化す。
死者は3,769人、負傷者は20,000人以上。死者数は東日本大震災、阪神・淡路大震災に次ぐ戦後3番目の多さとなっている。
この地震を契機として、震度7が新設される。その2年前に
l 南海地震(海洋地震)
昭和21年(1946年12月21日)
和歌山県南方沖を震源とするマグニチュード8.0の昭和南海地震が発生。
西日本を中心に死者・行方不明者1,443人、
家屋の損壊や流失は40,000棟近くにのぼる大きな被害が発生。
-
南海・東南海地震が発生する約60年前から、発生後10年までが、近畿内陸部で地震が
起こりやすい活動期と言われています。
現在、近畿地方は内陸部で地震が多く、南海地震との関連性が指摘されています。
近畿地方はすでに地震の活動期に入ったとされています。
10個の無料サポート
新・住まい選びの方程式
家や業者選びの情報は多岐に渡り、
個人が整理するのは困難が伴います。
「住まい成功くらぶ」は、それらをカバーするために、
10個の無料サポートを実施しています。
10個の無料サポートで
あなたの住まい選びが変わります!
サポート1 30分で成功に必要な情報を知る
●あなたの成功に必要な情報を
●30分で見つけ、
●ピンポイントでお伝えします
サポート2 成功に向けたカリキュラム作成
●何を準備すれば良いのか
●どのように進めれば良いのか?
●あなた専用の成功カリキュラムを作成いたします
サポート3 失敗の原因を減らす情報提供
●カバーすべき情報、
●知っておくべき情報をお伝えいたし、
●失敗のリスクを減らすことができます
サポート4 希望をまとめるノウハウ提供
家族全員で楽しく整理できるノウハウのご提供
●あなたらしい暮らしとは?など
●住まいの希望がクリアになってきます
サポート5 業者を10社リストアップ
●以上より、あなたの希望に基づき、
●候補の業者を10社リストアップ
●業者のイメージが具体化します。
サポート6 業者の独自取材
●お客様のクチコミや、
●あなたの質問しない50以上の質問を用意し、
●詳しい業者の情報をリサーチし、お伝えいたします
サポート7 中立専門家のご紹介
●ローンや資金計画
●家の間取りの相談
●税金の相談など各専門家をご紹介
サポート8 営業されない匿名での相談
●匿名で業者に相談、質問ができます
●あなたの希望をメールで送信し、
●業者から回答やアドバイスが得られます
サポート9 質問もれを防ぐ一覧表の提供
●業者訪問の際に、質問もれを防ぐ一覧表を提供
●質問が具体的になり、
●詳しい情報やアドバイスが得られます
サポート10 一緒に考え、業者を決める
●これまでの情報を基に、家や業者を最終決定します
●契約に至らなかった業者には、
●住まい成功くらぶが、お断りの連絡をします
お約束
● 業者からの営業は一切ありません。
● 特定の業者に誘導することも致しません。
● 公平中立にアドバイスをさせて頂きます。
無料セミナー&説明会
お問合せはこちら
お問い合わせ
Contact
ご入力の上、次へボタンをクリックしてください。
関連記事
Related
-
2023.05.08家の安全:軟弱地盤を改良するには?
-
2023.05.24家の安全:木の価値(等級)はどのように決まる?
-
2023.05.29家の安全:柱や梁にどの木を使う?
-
2023.06.07家の安全:杉の特徴と生産地による違い
-
2023.06.07家の安全:ヒバの特徴と生産地による違い
-
2023.06.07家の安全:ヒノキの特徴と生産地による違い
-
2023.06.02家の安全:家を支える骨組み(名称と役割)
-
2023.05.29家の安全:含水率の問題点とは?
-
2023.05.30家の安全:無垢材と集成材 どちらを選ぶ?
-
2023.05.17家の安全:耐震だけで大丈夫? 他の対策とは?
-
2023.05.25家の安全:シロアリの習性、見分け方とは?
-
2023.05.25家の安全:土台の木の選び方とは?
-
2023.05.08家の安全:家の構造①木造について
-
2023.05.09家の安全:家の構造について:その②
-
2023.05.10家の安全:新耐震基準でも倒壊する可能性
-
2023.05.24家の安全:強い木の選び方とは?
-
2023.05.10家の安全:新耐震基準とは?
-
2023.05.24家の安全:シロアリ被害をどう防ぐ?
-
2023.05.25家の安全:天然乾燥と人工乾燥