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① 檜(ヒノキ)について
● ヒノキの語源
・ヒノキには精油があり、火を起こしやすい性質がある…「火の木」説
・「日」は太陽を表し、最高のものを表している…「日の木」説などがあります。
・日本書紀には「ヒノキは宮殿に使う」ことが記され、
・古い時代から宮殿建設用として最高の材として使われてきました。
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● ヒノキの強度
・世界最古の木造建築物、法隆寺(607年)は、
・1300年以上の歴史を誇ることが証明されています。
・その法隆寺を支えているのがヒノキ。
・1300年経ってもヒノキは法隆寺を支えています。
・ヒノキは伐採して200年間は強度を増し続け、
・1000年経つと伐採時と同じ強さになります。
・すなわち、1300年前の法隆寺のヒノキと
・今伐採したヒノキを比較した場合、
・その強度は大きく変わらないことになります。
・法隆寺のヒノキを削ると、今でも木の香りがするそうです。
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② 生産地によって、ヒノキの特徴が変わる
温暖な地域で育ったヒノキと寒冷地で育ったヒノキでは、強度、特徴が異なります。
● 木曽ひのき(長野県)の特徴
長野県の木曽地域は、
駒ケ岳、御岳、鉢盛山など山々に囲まれ、
山の傾斜が険しく、寒さが厳しい自然環境であることから、
育つのに時間がかかり、
他の地域のヒノキが40年で太くなるのに対して、
木曽ひのきは同じ太さになるのに約70年かかります。
しかしその分、木目が細かくなり、弾力性の高い木になります。
また、ゆがみや縮みが少ないとされています。
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・木曽ひのきは、伊勢神宮の用材林として保護され、
・樹齢三百年を超える大樹が多く残されています。
・江戸城、明治神宮にも使用されています。
・「木曽ひのき」は、「青森ヒバ」、「秋田スギ」と並び
・日本三大美林のひとつと呼ばれています。
※写真出典:木曽官材市売協同組
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● 東野ひのき(岐阜県)の特徴
木曽川・飛騨川流域に生息するヒノキは「東濃ひのき」と呼ばれ、
岐阜県のブランドとして全国に知られています。 東濃も寒暖の差が激しく、
しかも養分の少ないヤセ地という厳しい環境で育つため、長い歳月をかけて成長します。
それだけ、年輪が細かく、精油が多く含まれるため、シロアリやカビに強くなります。
東濃ひのきは、暖かい地域のヒノキと比べ、2倍の強度差があるといわれています。
このように、生産地が異なるとヒノキの性質も変わります。
学名表記はヒノキでも、木曽ひのきや東濃ひのきはブランドとして「ひのき」と表示されています。
補足:「ヒノキとひのきの表示」 ※写真出典:東濃ひのき製品流通協同組合
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③ 三大美林について
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