リスクのある地盤とは次のような地盤です。
① 地盤が弱く、家の重さを支えきれない地盤
② 地震の揺れで液状化する地盤
③ 柔らかい盛土の地盤
もう一度復習を兼ねて、それら3つのリスクを整理しましょう
① 地盤が弱く、家の重さを支えきれない地盤
一般的に、2階建ての戸建て住宅の重量は30トン程度。
建物の下に岩盤があることで、重いビルや家屋を支えることができます。
次に砂礫(サレキ・砂と小石)の地盤
リスクのある地盤とは次のような地盤です。
① 地盤が弱く、家の重さを支えきれない地盤
② 地震の揺れで液状化する地盤
③ 柔らかい盛土の地盤
もう一度復習を兼ねて、それら3つのリスクを整理しましょう
① 地盤が弱く、家の重さを支えきれない地盤
一般的に、2階建ての戸建て住宅の重量は30トン程度。
建物の下に岩盤があることで、重いビルや家屋を支えることができます。
次に砂礫(サレキ・砂と小石)の地盤
岩石や石の地盤は、互いがかみ合わさることで強固な地盤を形成します。
透水性があり水はけも良いのが特徴です。
不同沈下の心配が少ない地盤となります。
② 地震の揺れで液状化する地盤
砂地の地盤が液状化がおきやすくなります。
液状化の起こりやすい地形として、
● 海岸の埋立地や、
● 旧河川敷の埋立地
● 低い自然堤防
● 昔、川や沼だった場所
● 砂丘などが近い場所
● 大きな川が近い場所
● 盛り土・埋め戻した土地(砂利の採掘跡地)
● 昔、液状化を起こした場所、 などが挙げられます。
こういった地盤は注意が必要です。
③ 柔らかい盛土の地盤
盛土の場合、土を一度削り、それを盛っているので、 土の間に空気が入り、
土は固く締まっていません。
そのため、地盤に盛土がある場合、地盤沈下などリスクが伴います。
よって、以下のような場合、不動沈下が起こる可能性があります。
では、地盤のリスクを避けるために、どうすれば地盤の性質を理解できるのでしょう?
地盤を知る① ハザードマップを確認する
各自治体では、ハザードマップを作成しています。
例えば、京都市の場合 「京都市ハザードマップ」と検索すれば、各情報を得ることができます。 *********************************************************************************
インターネットの結果 https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/category/1-0-0-0-0-0-0-0-0-0.html
ハザードマップ | 京都市防災ポータルサイト
水害(洪水)ハザードマップは、洪水浸水想定区域が指定されている洪水予報河川及び水位周知河川について作成し、京都市では以下の河川が対象となります。 ・ 洪水予報河川 ... *********************************************************************************
アクセスすると、次のようなページが表示されます。
この下に、地震ハザードマップの項目があります。
京都市 地震ハザードマップを開くと、 各区のハザードマップが表示されます。
試しに「北区」を開いてみましょう。
各地域の予想震度が、色分けで表示されています。
住むエリアの地盤が、どれくらいの揺れが生じるのか?
震度はどれくらいになりそうなのか? おおよその理解ができます。
同じ区に住んでいても、僅か1キロメートルの違いで、揺れが異なります。
地盤を知る② 地盤調査をする
家を建てる地盤をピンポイントで知るには、地盤調査が必要です。
ハザードマップは、広域情報を提供してくれますが、 個人の地盤を調べたものではありません。
よって、
● 強固な地盤なのか?
● 液状化しないのか?
● 盛土で不動沈下が起こらないのか?
は、それぞれの地盤を調査する必要があります。
地盤調査の方法
① ボーリング調査
ボーリング調査は、
穴を掘って
● 土の種類や硬さを調べたり、
● 液状化判定の調査に使われます。
一般的に深さ1mごとに強度を計測し(N値) 土のサンプルを採取します。
これによって、土質や強度が判断できます。
また、現状は強固な地盤でも、 地震が発生することで地下水位が上昇した場合、
液状化が起こらないとも限りません。
地下水位を調べることで、液状化の可能性についても判定ができます。
ボーリング調査は、中規模から大規模な構造物で使われます。
② SWS試験(スクリューウエイト貫入試験)
地盤にロッド(鉄の棒)を垂直に突き刺し、 上から圧力を加えて沈み具合を計測します。
地盤が硬ければ沈みにくく、(硬い地盤と判断)
地盤が弱いとスムーズに沈みます。(弱い地盤と判断)
敷地の4隅と中央合わせて5ポイント調査します。
調査は半日程度で終了します。
この試験の長所としては、
● 調査時間が短くて済む。
● ボーリング調査に比べ費用が安い
● 狭い土地、傾斜地でも調査ができるなどです。
短所として、ボーリング調査と比較すると
ボーリング調査 | SWS試験 | |
土質の採取ができる | 〇(土のサンプルが取れる) | × |
土質が分かる | 〇 | △(概略的な判定) |
液状化の判定ができる | 〇(地下水位が分かる) | × |
地下深くの調査 | 〇(10メートル以上可) | △(10メートル前後) |
硬い地盤・大きな岩の調査 | 〇 | ×(掘り進めない) |
基本的にSWS試験は、軟弱地盤か、硬い地盤なのかを調査するもので、
ボーリング調査に比べ、測定範囲が狭くなります。
③ 表面探査法
地表から地中に向けて、人工的な小さな「地震」を起こし、
その振動する波(ゆれ)によって、地盤の硬さを調べる方法
周波数を変えることで測定する深さを調整できる。
しかし、地下水位の特定や土質のサンプルを採取することはできず、 液状化の判定はできない。
④ 三成分コーン貫入試験
ロッドの先端に付けたセンサーを内蔵したコーン貫入試験器を地盤に押し込み、
● 土質判別
● 液状化判定
● 地盤の強度
● 地盤の圧密評価などの解析を行うことができる
この試験は、液状化の調査に有効とされている
このように、地盤調査の方法には様々な方法があります。
それぞれの特徴を知り、
まずはハザードマップでおおよその状況をつかみ、
どの方法を採用するのか?
業者は自社の方法を優先するので、他の方法を希望する場合、
事前に業者と相談し、決める必要があります。
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