一人目は京都の建築家です。その人の話では、
● 住まい手自身、自分が家に対して何を求めているのか分かっていないことが多い。
● 建築家は、その99%分からないことを形にする作業が求められている。
● そのために、何ヶ月もかけて、住まい手の言葉にならない言葉を形に表していく。
● そのためには、住む人のライフスタイルを検証しないといけない。
● さらに、生活をエンジョイし、感性を豊かにし、哲学するなど、それができる家を設計する必要がある。
● 単に、快適さや趣味を満たすだけでは不十分だ。
● 時には、これまで良いと思っていた生活習慣そのものを変えていく必要がある。
● そのために、これまで正しいと思っていた思い込みを外す必要がある。
● 今までの生活スタイルから考えたこともなかったことを発見しないといけない。
● また、建築基準法は、最低、これだけはしましょうといったルールになっている。
● もっとレベルの高いことをしようとしない。
● それを代わってするのが建築家。
● モノ創りは基準通り創ったらそれで良いものではない。
● 良心的な工務店でも、社長以外のスタッフが当たると上手く出来ないことがある。
● その不十分さをカバーする必要がある。
● このように、建築家には総合的なコーディネートが求められている。
と言われていました。