必要な経費を理解せずに失敗した2つの事例

111111

失敗例その1

あるハウスメーカーのチラシを見て、気に入った物件を見つけたAさん。

予算内に収まると判断し、購入を決意しました。

しかし、チラシに記載された価格は、あくまでも建物本体の価格。

それ以外に、フェンスやガス、水道工事費が別途必要になります。

そうとは知らず、営業担当と話を進めるとどんどん金額が上がっていきます。

結局、予算オーバーの買い物になってしまいました。


失敗例その2

Bさんは、家を建てる土地を探し、ようやく、気に入った土地を見つけ購入しました。

しかし、土地と家の予算配分があいまいで、土地に多くの予算を使ってしまいました。

その結果、家の資金が不足し、結局、希望と異なる家になりました。


以上の2例は、全体の必要経費を理解せず、バランスを考えずに家を判断した事例です。

築3年や5年の建物が、中古物件として販売されることがあります。

そこには資金計画で失敗し、途中でローンの支払いができなくなった事例もみられます。

夢のマイホーム。

成功させるために、まずは全体の経費を押さえ、そこから、資金計画を組み立てることが大切です。

家づくりには様々な経費がかかります。 必要な経費を理解し、そこから資金計画を立てましょう。

家づくり経費一覧表

26444942_s


建設に必要な経費

分 類 内 容 経費の割合
建物本体の建築費用 基礎工事、土台、柱、床、屋根、塗装、内装、電気、ガス等々の施工費、大工の工賃など 7割ほど
付帯工事費用 建物解体工事、水道・電気・ガス引込工事、地盤改良工事、照明・カーテン工事、冷暖房工事、フェンス、駐車場などの外構工事、造園工事など 2割ほど
その他諸費用 工事請負契約時に必要な印紙代、登記費用、住宅ローン手数料・保証料、火災保険料、地鎮祭など 1割ほど
設計・監理費 外部に依頼する場合。建物本体の約10%前後 +10%


22040135_s

土地に必要な経費

土地の購入費 ● 希望に沿った土地の相場を調べ、整理しておきましょう。
土地代以外の経費 ●  土地購入の仲介手数料
仲介手数料は、(土地価格×3%+6万円)+消費税10%(上限額)土地代が2000万であれば、約72万円。  

●  売買契約書に必要な収入印紙
契約額が1,000万円~5,000万円で1万円

●  土地の所有権移転登記費用
売買なら不動産の価格の1000分の15(令和3年3月31日まで)、
相続は1000分の4、贈与や競売1000分の20。
登録免許税の減免措置もあります

●  登記手数料(司法書士への支払い)
5~8万円ほど


諸費用

諸費用 引越し、家具や家電製品を買う費用、仮住まいの家賃、不動産取得税、毎年の固定資産税、毎月の住宅ローンの返済など


家づくり総予算の立て方(資金計画の立て方)

①   それぞれ必要な経費を割り出し、


②   全体の予算を組み立て、


③   家や土地、その他にかける予算配分しておきましょう

無料セミナー&説明会

お問合せはこちら

営業時間 10:00~18:00(※土日祝休)

お問い合わせ

Contact

ご入力の上、次へボタンをクリックしてください。