等級4は、1999年の次世代省エネルギー基準により定められた基準で、
壁や天井・床だけでなく窓も断熱材の使用が求められ、
2022年3月までは国交省の定める最高基準でした。
多くのハウスメーカーや住宅会社で「高断熱」と言えば、通常は断熱等級4を意味します。
その等級4が、2025年4月(予定)以降に工事が始まるすべての新築住宅に義務づけられます。
仮に、断熱等級4をクリアしていない建物は、既存不適格建築物になる可能性が生じます。
要するに、これまでの最高の水準だった断熱等級4が最低の等級に変わることになります。