不具合の多くは、業者側の熟練不足や管理不足などが主な原因です。

また、コストダウンによる工事品質の低下なども挙げられます。

解決策としては、業者選びが重要です。 （業者の選び方を参照ください）

また、外部の建築士に監理を依頼するのも一つの方法です。

ある監理会社の調査では、新築の建物に約８割の不具合があったそうです。

耐震など、家は安全安心の要でもあり、不具合のトラブルは回避したいところです。

壁紙の色が違っていた。

屋根のデザインが違っていたなど、考えていた家と結果が異なる場合があります。

要因としては打ち合わせ不足や、聞き忘れ、口約束による思い違い、

契約内容の確認不足などが挙げられます。

対策としては、契約前に外装、屋根、間取り、クロス、床板、キッチン、お風呂など備品に至るまで、

写真やサンプル、スケッチに基づき、業者とイメージの刷り合わせをしておく必要があります。

クレームやトラブルの大きな要因の一つにコミュニケーションギャップがあります。

すなわち、「言った、言わない」でもめてしまうのです。

それらを回避するために、電話も含め、全ての打ち合わせをメモに取ることが大切です。

あるいは、メールで再確認するなど情報を共有しておくことです。

とりわけリフォームの場合、工事中にイメージが浮かび、途中の変更が再々生じることもあり、

口頭ですますのでなく、記録に残すことが大切です。

これは、リフォームによくみられます。

例えば、家を解体してシロアリや材木の腐朽などが見つかる場合や、

工事中にイメージが鮮明になり、新たなリクエストが加わり、途中で計画の変更や追加が起こります。

そのため、契約時に追加の可能性と概算の確認をしておきます。

追加工事が発生した際は、見積書を確認し、その後に工事に着手してもらうようにします。

商品の納入の遅れ、天候の影響、計画の変更や追加などで工事が延びることがあります。

工期が延びると、仮住まいの家賃が増える要因となります。

これらを避けるためには、

工程表を出してもらい、工事の内容、進捗状況を確認しておきましょう。