基礎や外壁に大きなひび割れがある
① 建て替え(新築)のメリットとは?
リフォームの場合、基礎や土台は古いままなのに対して、建て替えの場合、基礎や土台も新しくなり、より安全性の高い家になります。
また地盤調査から開始し、地盤に合った基礎を設計することもできます。
さらに安全面だけでなく、断熱性能の健康面、あるいは、省エネ性能より冷暖房費が安くなる経済面においても、最新の性能を手に入れることができます。
さらに、間取りや生活動線、バリアフリーといった点においても、ゼロから設計できる新築が有利となります。
また、住宅ローンを利用しやすいメリットもあります。
② 建て替え(新築)のデメリットとは?
工期は、 大規模リフォーム:1~5ヶ月 建て替え:4~7ヶ月 ともいわれ、
一般的に新築の方が工期が長く、その間の仮住まい費用がかさみます。
また登記費用など諸費用は高くなります。
さらに、道路が狭い場合、建築基準法により前より小さい家しか建てられない場合があります。
③ 建て替え(新築)の判断基準
では、どちらを選ぶか、そのポイントを整理すると
1. 家族構成やライフスタイルの変化
5年後、10年後、20年後、家族構成はどのように変わるのか?
さらに子供の就職、結婚、仕事や老齢化などライフスタイルがどう変化するのか?それらに照らし、部屋の広さ、使い方はどのような工夫が必要なのか?
全面改装が必要なのか、一部のリフォームで済むのか。
構造が大きく変わる場合、リフォームでは対応できない場合があるのに対して、
新築の場合、間取りプランは自由に組み立てることができます。
2. 希望する居住年数
居住している家に今後どれくらい住み続けるのか?
それが親の代までか、子や孫の代まで住み続けるのかで判断が異なります。
木造住宅の寿命は一般に30~50年といわれています。
今すでに50年住んでいて、子供の代まで住み続けるとなれば、リフォームで住宅の寿命を延ばすことはできても、子どもの代まで長く使う場合、さらに年数が必要となります。
3. 家の現状で判断
壁に大きな亀裂があったり、家が傾いていたり、柱の腐食、雨漏りといった家の構造に大きな問題がある場合。
家が傾いている
断熱性能や通気が悪い(健康に悪影響、光熱費がかさむ)
シロアリ被害、柱の腐食
雨漏りがする
このように家の構造や地盤に対する不安、省エネ性能など大幅な改良が必要な場合
リフォームでは十分対応できない場合があります。
建築基準法など、家の変更がどこまで可能なのか
例えば、前の道路が2メートル未満の場合、立替えをすると中心から2メートル、
敷地の後退が必要になります。
その分、家が狭くなります。建蔽率や容積率も変わる可能性があります。
立替かリフォームか、法律の制限の確認が必要です。
費用の比較
建て替え(新築)は、全て解体するので、リフォームと比べて廃棄物が多く、
処分費も多く掛かります。
仮住まいの準備や家賃、引越し、登記の費用なども加算されます。
建て替えとリフォームでは、公的補助がどのように異なるのか検討も必要です。
まとめ
建て替え(新築)かリフォームかは、そのメリットデメリット、家族構成やライフスタイルの変化、今後住み続ける年数、家の状況、道路の状況、建築基準法、費用、工期など総合的に判断して決めることが大切です。
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